中小企業診断士になりたい!
資格予備校は高いから診断士ゼミナールを検討しているけど周りに診断士ゼミナールを使っている人がいないから実際のところ良いテキストなのかわからない…という人は多いです。
わたくしキジマは診断士ゼミナールを使って勉強したのですが、購入前は「内容が薄いダメダメなテキストだったら時間もお金もムダになるな…」と非常に不安でした。
この記事では無事中小企業診断士に合格したキジマが実際に使用した診断士ゼミナールのテキストや動画講義の情報をレビューしたり他社と比較しながらまとめています。
また、私以外の実際に使っている人達からの評判・口コミも調査しまとめました。
キジマ個人の視点だけでなく様々な意見をまとめた記事になっていますので、最後まで読めば「診断士ゼミナールがあなたに合うテキストなのか?」を判断できる内容になっていますよ。
これから人生の大事な時間をかけて中小企業診断士に挑む人には絶対に役立つ記事だと断言できます。
この記事の目次
診断士ゼミナールが選ばれている3つの理由!
診断士ゼミナールの公式サイトで確認できるのが、2017~2019年の3年連続で「講義の分かりやすさ」「講座満足度」「継続のしやすさ」で1位に選ばれているということです。
素晴らしい内容だと思いますが、正直公式サイトに記載されている情報は何となく信用しにくいですよね…
私は「都合の良いとこだけ切り取ってない?」と感じてしまうので、同じ感覚の人もいるのではないでしょうか。
ただ、他のテキストと比較してみたところ、おそらくこれらの評価は本当だなと考えるようになりました。
ここではそう感じた根拠のメリット3つをまとめました。
3年間受講延長無料制度
診断士ゼミナールの最大のメリットは1度購入すると3年間常に最新のテキスト・動画講義が使える「3年間受講延長無料制度」です。
診断士ゼミナールを購入しようか迷ってこの記事を読んでいる人は3年間受講延長無料制度にかなり惹かれているからこそ候補に挙げているのではないでしょうか?
正直この制度だけで診断士ゼミナールを選ぶ価値があります。
資格予備校LECの調査だと、中小企業診断士試験の勉強開始から1年以内に合格できるのは全体の約27%しかないと結果がでています。
つまり、残りの73%は2年以上かけて中小企業診断士に合格しています。
中小企業診断士試験に絶対に受かりたいのなら毎年新しいテキストを買うのは必須です。
中小企業診断士試験は時事問題・法改正を好んで出題する試験だと聞いたことはありませんか?
これは診断士試験を攻略するために絶対に知ってくべきポイントです。
安さに惹かれて中古のテキストを買ったり、2度目の受験だからといって新しいテキストを買わずに進めるのは論外ですね。
情報が古いせいで1点足りなかった…なんて考えただけでぞっとします。
診断士ゼミナール使えば3年間常に最新の情報が載ったテキストを使えるので購入しなおさずにすみます。
当然1年の勉強でストレート合格できるのが最善ですが、ストレート合格率約4%の難関資格ですから1年で合格できない可能性も考えておくべきです。
また、科目合格制度を上手く活用し2~3年使い診断士になりたい人にも診断士ゼミナールはベストですね。
-
-
中小企業診断士の科目合格制度を利用するなら知らないとヤバいポイント
中小企業診断士一次試験に合格するためには全7科目の平均点が60点以上でなければいけません。 ですが科目合格制度も設けられているので、もし一度の試験で60点以上をクリアできなかった場合でも、60点以上を ...
続きを見る
中小企業診断士のテキストで最安値
診断士ゼミナールは一次・二次対策コースが49,980円~と中小企業診断士のテキストで最安値です。
さらに、合格すると「合格お祝い金」が3万円貰えるという神仕様です。
この制度を使えば実質2万円で利用できるということです。
LEC・TAC・資格の大原などの資格予備校はどこも約30万円ほどの大金がかかりますし、診断士ゼミナールと良く比較されるスタディングは約6万円です。
診断士ゼミナールを運営している株式会社レボは中小企業診断士対策講座だけに特化した企業です。
TACやスタディングのような資格試験対策講座を幅広広く取り扱っている会社と違い、中小企業診断士1つのみの提供だからこそテキストや動画講義の質が高いです。
診断士ゼミナールやスタディングなどの講座がどうして予備校よりも格安なのかまとめた記事が↓です。
使ってみればわかりますが安かろう悪かろうでは全くありません。
ぜひ読んで下さいね。
-
-
中小企業診断士の勉強をするなら通信講座?予備校?メリット・デメリット徹底比較
中小企業診断士の勉強法としてメジャーなのが「通信講座」または「資格予備校」の活用です。 一次試験・二次試験をストレートで合格できる人は全体の4%と言われている難関資格ですからどちらかを選び勉強するのが ...
続きを見る
無制限で質問できるフォロー制度
診断士ゼミナールはメールを使い無料で無制限に質問できます。
スタディングは質問が有料なので大きなメリットですよね。
ダメダメなテキストにありがちなのが、テキストを購入したら「あとは勝手に頑張ってね」と放置するパターンです。
そのようなことはなく、合格までサポートをしてくれるのも診断士ゼミナールが選ばれる理由の1つですよ。
<<診断士ゼミナールのテキストの中身をすぐに知りたい人はココをクリック>>
診断士ゼミナールの残念なポイント
メリットが多い診断士ゼミナールにも当然残念な点はあります。
これから時間をかけて勉強するのですからメリットだけでなくデメリットも理解して購入すべきです。
「他のテキストにするべきだった…」とならないようちゃんとデメリットも理解しておきましょうね。
教育訓練給付制度の対象じゃない
教育訓練給付制度はテキストの購入費用の20%を国から貰える制度です。
残念ながら診断士ゼミナールは教育訓練給付の対象ではありません。
資格予備校のTAC・LECのような大手は給付対象に選ばれているので気になるポイントではありますよね。
しかし、教育訓練給付金対象ではなくても診断士ゼミナールのほうが安いです。
選ばれていないのは残念ですが、最安値であることには変わりがありませんよ。
スマホ用アプリがない
PDFテキストや動画講義が充実しているのでスマホ・タブレットで勉強しやすい環境は用意されています。
しかし、専用アプリでゲームのように勉強をしたい場合あなたに向いていないかもしれません。
ゲーム形式で問題演習を繰り返したい人はスタディングがおすすめです。
診断士ゼミナールよりコスパが少し劣りますが、スマホ用アプリがありますし合格者実績も豊富な教材ですよ。
予備校のように疑問点をすぐに解決できない
診断士ゼミナールだけでなく他の通信講座も抱えるのが「講師に質問できない(リアルで)」という資格予備校と比較すると浮き出るデメリットがあります。
ただ、資格予備校は約30万円という高額の受講費用がデメリットがありますが、リアルで質問できる権利が予備校最大のメリットですね。
講師に生で質問できる資格予備校のメリットが、診断士ゼミナールとの費用の差額約25万円分の価値以上だと思うのならば資格予備校を選びましょう。
通信講座としてはしっかりサポートがある診断士ゼミナールですがどうしても資格予備校には劣りますからね。
診断士ゼミナールの口コミ・評判
私だけの調査結果を聞いても判断できないと思いますので、診断士ゼミナールを実際に使った人たちの口コミ・評判の調査結果もまとめました。
使ったからこそわかる内容も多いので目を通しておくと、購入してから「あれ?思ってたのと違う」ということがなくなりますよ。
ただ、結局は他人の評判です。
あなたが使うならどう感じるか?と考えながら読みましょうね。
テキストについての評判
平成29年度企業経営論
54点(^q^)
時間は、1時間ピッタリ。
定着化させます。#診断士ゼミナール #中小企業診断士#勉強垢 #社会人の勉強垢 #大人の勉強垢 #勉強垢さんと一緒に頑張りたい pic.twitter.com/USpDLl9wHY— ヒラシャインZ@中企士の勉強中 (@hira_shine_z) December 5, 2020
診断士ゼミナールのインプットだけでは財務・会計はムリだと思い、改めて基本から勉強するために先日スピテキとスピ問を購入。
とりあえず今まで勉強したところをやってみるも、収益性分析のROAで分子の定義(純利益と事業利益)が異なり戸惑う…財務・会計 2.5h#中小企業診断士試験 pic.twitter.com/rllSBUeIoE
— 倉之助@中小企業診断士勉強中 (@KM08004811) December 7, 2020
我が家にはPCがありません。とはいえずっとスマホで映像講義を視聴するのは画面小さくて目に悪いし限界がある。ということで机でも勉強しやすいようにこの週末にわざわざポータブルDVDプレーヤーを買いました(・∀・)
学習が遅れすぎなのでコツコツ積み上げていきたいと思います。#診断士ゼミナール pic.twitter.com/WfplBJXPSN— まー@中小企業診断士挑戦! (@ma_CT9A) November 30, 2020
診断士ゼミナールのテキストの評判はおおむね良いですね。
テキスト1周でも過去問で点数を取れたという人もいます。
ただ、診断士試験のかなめである財務会計が苦手な人は補助教材を買うこともあるようですね。
動画講義についての評判
動画講義ははじめての人が理解できるようにに基本的にゆっくりだと感じる速度です。
二週目以降の人や頭の回転が速い人ははじめから1.5~2.0倍速で再生をすることをオススメします。
特に初学者が苦手意識を持ちやすい財務・会計や経済学・経済政策はテキストだけだとなかなか理解が進みません。
診断士ゼミナールの動画講義は大事な部分を繰り返したり、テキストではなく動画講義だからこそできる「動き」を利用した説明をしてくれるので理解が促進されます。
↓の講義は経済学・経済政策です。
無差別曲線の説明の部分などは特に動画講義だからこそテキストよりわかりやすい部分です。
ちなみに、診断士ゼミナールは通信講座で唯一動画講義をダウンロードできる教材です。
スタディングや予備校の動画講義はストリーミング形式です。
※動画の流出を防ぐためにダウンロードさせないようです…
講義を観るたびに通信(ギガ)が発生するので、月末付近には動画講義を観れないといったことも起こりえます。
診断士ゼミナールならダウンロードできるのでギガを気にせず勉強できます。
二次試験対策についての評判
二次試験は中小企業診断士試験の最大の壁である論述形式の試験です。
中小企業診断士が求められる論理的思考力が鍛えらえる教材がないと合格は相当厳しいです。
勉強する人のもともとの能力差が出やすい分野です。
当然、中には診断士ゼミナールだけだと足りない人もいるでしょう。
その場合、「ふぞろいな合格答案」を一緒に使うと合格にぐっと近づきますよ。
PDFテキストについての評判
診断士ゼミナールはPDFのテキストが追加料金なしで利用できます。
紙のテキストはあると便利ですが重く持ち運びには適さないので、通勤時間などの空き時間に勉強するときはPDFが役に立ちます。
中にはiPadとApple PencilでPDFテキストに書き込み利用するという使い方をしている人も多くいるようですね。
|
オプションのテキスト印刷(18,500円)についての評判
勉強する時に紙のテキストも必要な人は追加オプションで購入することになります。
金額が18,500円とちょっと高価ですから悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、紙のテキストに慣れている人はオプションをつけたほうが無難ですよ。
PDFテキストが基本セットに入っているので自分自身で印刷することも可能なのですが手間と印刷費用を考えると絶対に買ったほうが良いです。
その他の評判
DVDはオプションで14,900円かかります。
動画講義はダウンロードできるのでパソコンを持っていれば購入不要です。
ただ、自由に使えるパソコンを持っておらず、ダウンロードした動画をDVDに焼いてから再生して勉強するくらいなら、その時間を勉強にあてられるように購入しても良いかもしれせん。
2ch(現5ch)で見つけた口コミ・評判
126名無し検定1級さん
レボは講義がダウンロード出来るのが評価出来る。ストリーミングはイライラする。肝心の中身もわかりやすい。
質問制限はないがわかりやすいから理解出来るので今までした事ない。
118名無し検定1級さん
レボの診断士ゼミナール途中報告します。
テキストは基本がpdf形式でオプション選択で紙テキストが送られて来ます。講義は動画ダウンロード形式です。自分はnexus7に落として使っています。
内容はパワーポイントのプレゼン方式で丁寧でわかり易いです。大事な所は繰り返し強調して話しているので記憶が定着しやすいです。また、かなりしゃべりがゆっくりなので倍速再生アプリを利用すると捗ります。
現在は2ヶ月経過して2教科を2~3周しましたが過去問に挑戦したら確かに教わった内容だけで合格点に届きました。(制限時間は設けていませんが)これがかなり自信になり益々モチベーションが上がりました。
レボの難点は通勤講座に比べると花がないので、他に利用しているグループがない事でしょうか…ちょっと寂しいです。まあ中小企業診断士スレ全部おとなしいですけどね。。
570名無し検定1級さん
レボのゼミナールかTBCのYouTube考えてるけど、移動中にスマホで見るならどっちがおすすめですか?571名無し検定1級さん
>>570
スマホに落とすことがあらかじめ想定されてる点と、万が一イヤホン無しでも、動画見ながら解説読めること考えるとレボですかね。
※落とす=ダウンロードする
608名無し検定1級さん
みなさんの書き込み見てるとレボが良さそうですね。通勤講座(スタディング)を勧められてたけどレボ見てみます。
2ch(現5ch)では診断士ゼミナールのことは会社名のレボと呼ぶ風習があるみたいですね。
通信講座なら診断士ゼミナール(レボ)と通信講座(スタディング)のどちらかが最強という雰囲気が流れている2ch(現5ch)。
どちらかと言えば診断士ゼミナールを推している人のほうが多そうですね。
匿名掲示板ですから本音の書き込みが多く、実名SNSよりボロくそに批評されることが多いですが、診断士ゼミナールについてはおおむね良い書き込みが多いですよ。
診断士ゼミナールのテキスト・動画講義を実際に使ってみた評価
ここからはキジマが診断士ゼミナールを実際に使ったからこそつけられる評価を色々な視点からまとめました。
主観のみの評価ではなく相対的な評価をするためにTACのテキストも購入し比較しています。
予備校TACと比べても遜色ないテキストの内容
診断士ゼミナールが安すぎるためテキストの質を気にしてしまう人も多いかもしれませんが、決して安かろう悪かろうじゃありません。
上記の画像は診断士ゼミナールとTACのテキストの同分野を比べたものです。
画像見て頂くとわかると思いますがテキストの内容に差はほぼありません。
当然ですが試験範囲の大事なことが載っていなかったり、いらない部分がページの大半を占めているなんてことはありえません。
しかも、診断士ゼミナールは他のテキストよりもイメージしにくい部分に実例を載せてくれるので記憶に残りやすいです。
人によって残念だと感じるポイントは、掲載されている図になんとなく手作り感があります。
テキストの図はきれいなものじゃないきゃヤダ!というこだわりがある人にはちょっと向いていないかもしれませんね。
フルカラーのテキスト
診断士ゼミナールのテキストはフルカラーです。
有名所のテキストでTACは2色カラーですしスタディングは白黒です。
カラフルなテキストが好みの人にはぴったりです。
PDFテキストが基本のセットに入っている
診断士ゼミナールはPDFテキストが一次・二次の全科目が基本セットに含まれています。
紙のテキストは分厚いし重いので持ち運びには適さないですよね。
だからこそPDFテキストは必須です。
キジマはスマートフォンにPDFテキストを入れて昼休み通勤時間に勉強していました。
紙のテキストを出していると同僚から「転職するつもりか…?」とか「意識高っ…笑」と思われていたら嫌だな…という意識があったので周りを気にせず勉強したかったので助かりました。
※自意識過かもしれませんが…笑
動画講義わかりやすいように工夫されている
診断士ゼミナールの動画講義はデジタルデータを駆使したものです。
勉強する人により感じ方は異なると思いますが、講師が実際の講義形式で黒板に書きながら説明するだけの講義よりも理解しやすいとキジマは考えています。
デジタルデータで動きを出した講義(診断士ゼミナール)
講師と黒板と教科書が写される動画講義(LEC)
あなたはどちらが理解しやすかったでしょうか?
ちなみに、スタディングもデジタルデータを駆使した動画講義です。
通信講座は予備校と違い受講生と生で触れあって教えられる機会がない直接ない分、動画講義に力をいれており「短い時間で」理解度を上げられるように工夫してるようですね。
診断士ゼミナールは総額でいくらになる?キャンペーンも含めた金額
診断士ゼミナールはキャンペーンを適用(今月末まで)して49,800円です。
オプションのテキスト印刷をつける場合は68,300円(税込み75,130円)ですね。
紙のテキストに慣れている人は基本的には購入しておくことをオススメします。
そして、診断士ゼミナールには合格祝い金があります。
合格すると3万円プレゼント!という非常に嬉しい制度です。
合格祝い金を含めたトータルコストじゃテキスト印刷をつけても実質38,300円(税込み45,130円)しかかかりません。
資格予備校の約30万円の受講費用を考えると破格ですよね。
診断士ゼミナールの口コミ・評判まとめ
色々な角度から情報をまとめてみましたが、結局は「3年間受講延長無料制度」だけで診断士ゼミナールを選ぶ価値があるでしょう。
簡単に特徴をおさらいすると、
診断士ゼミナールまとめ
・3年間受講延長無料制度があるのは診断士ゼミナールだけ
・大手予備校TACとそん色ないテキスト
・合格祝い金の活用で実質38,300円(税込み45,130円)で使えるコスパの良さ
以上3点ですね。
独学合格をしたいなら絶対に選択肢にいれたい優良テキストです。
資格予備校に通わず独学なら選択肢は診断士ゼミナール1択と言い切っても良いです。
より詳細な講義内容・料金体系などを知りたい人は公式サイトを内容を確認してくださいね。